恋に落ちていく
姿を見ているうちに
恋に落ちて いった いった



まさかの真っ逆さま
すんなりと落ちて いった いった



周りは
「何がいいの?」
なんてリアクションだったけれど
そんなの気にならなかった



失恋の痛みを
振り切るように
新たな恋の魔法は
ふいに
ほんとふいに



始まりからして
報われにくい展開で



知れば知るほど
心地よい転調に満ちて



だけど
そちらが好きなのは
こちらじゃなくて



歯痒さは
切なさは
一個前の失恋と
大差ないくらい ヘビーメンタル