しどろもどろでも

かければよかったんだ    

この声を

 
趣くままに

肩肘張らずに   

かけるべきだった声で

もがいている今がある

 
最後の最後まで

自信らしい自信をもてなかった

何がいいんだろうって

何もないっていうのに

がっかりするだけだろうなって

 
自身に酔いながら

それ以上に失望しながら

あの頃から今の今まで  

 

気のせい

だったかもしれない

そのやさしさを繰り返している

支えられてしまっている 今でも

 

強く強く

愛していました

届かない

ほどの歳月が

経ったからこそ言えること

色んな色彩でしたためている

 

初めて強く

自分を信じてみてもいいかなと

思えたのは

あなたたちと出会えたからでした

 

顔が赤くなるのを

必死に抑えるので背一杯でした  

あの頃のボクには

 

一つ一つの言葉を

一つ一つの声色を     

気にしないふりで気にしてばかりいました

 

一つ一つの仕草に

一つ一つの表情に    

気にしないふりで焦がれてばかりいました

 

一つ一つの眼差しが

一つ一つの微笑みが   

あの頃のボクも今の僕も形成してくれました

 

強く強く

思い続けた歳月の分だけ 

とめどなく流れ

 

厄介なもんだな  涙って

厄介なもんだな  記憶って

 

強く強く

思い続けた歳月の分だけ

とめどなく滲んで

 

厄介なもんだな  過去って

厄介なもんだな  存在感って

 

愛していました  

強く強く

届かないと

わかったからこそ言えること

色んな感覚で色づけています   

ずっと ずっと そっと