すばらしかった
誰よりも
たぶん
これから
出逢うだろう
誰よりも
それだけ 揺るぎない 感覚
それだけ 揺るぎない 記憶
なんで出逢ったのだろう
なんで惹かれたのだろう
数え切れないほどいる世界で
たった1人に
たった1人だけに
考えれば
考えるほど 何というか
奇跡であろうと
偶然であろうと
確率であろうと
意図であろうと
本能であろうと
自然であろうと
どれも しっくりと こない
本当に
不思議な 不思議な 不思議な
なんで あそこに いたのか
なんで あそこで 出逢ったのか
いつから 気にかけてくれて いたのか
いつまで 気にかけてくれて いたのか
確かめようがない
今だからこそ
浮かべれば
浮かべるほどに
螺旋は
深まり 絡まり 解けないまま
風景が
セピアにも
モノクロにも
なりきれないまま
エピローグは
いつも決まって あの最後の 2月で
プロローグは
いつも決まって あの最初の 4月で
思いっきり
投げ捨ててみても
気づいたら
拾い上げてしまう 自分がいる
止まっている
あの頃の風景で
リピートしても
リピートしても 飽き足りないほどに
止まっている
あの頃の風景に
心が傾いても
すぐに すぐに 戻ってきてしまう
深く傾いても
つながって つながって しまっている
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